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Posted by ミリタリーブログ  at 

2016年10月09日

M16系 メタルレシーバーアウターバレル固定

アウターバレルの締結を強固にできれば、かなり命中精度を
上げることができます。(レシーバのガタ消しも合わせてですが)
RAS仕様の物も新品でも締結不良の物が多いですね。

原因はレシーバーの内径とアウターバレル挿入部の径が
違うこと。

G&Pの物を製作しましたが

径差が 0.4mm
アウターバレルセンター出しのブロックとレシーバーの溝幅が
何と 1mm
これではいくらライラクス等から出ているシムを入れようが
そのまま組んでしまったのではアウターバレルのグラグラは
直りません。

よくビニールテープ等で誤魔化しているショップがありますね。
これではグラグラは直りません。

ではどうするか。

お奨めはステンレスのシート材0.1~0.3mmの板。そしてテープ状になっていて
厚み0.05mm程度の物。
加工が困難なのでアルミ材でも良いです。ホームセンターでほぼ揃います。
調整用に0.05mm以下の厚みの幅広アルミテープもあったほうが良いです。

レシーバーの内径を計り、次にアウターバレル挿入部径を計ります。
径の差がクリアランスになります。

径の差をそのままクリアランスとして厚みを出してしまうと、組み込めなくなる
可能性があるので余裕を持ち0.1mmマイナスしてた厚み分を
アウターバレル挿入面に接着剤を使い全面貼り付けます。


挿入してリングナットを締めずにアウターバレルを捻って、グラついたら
クリアランスがまだあります。0.05mm厚みをテープ材で足して挿入してみます。
ガタはないけど、スルッと入る場合は外力があるとガタついてきてしまいます。
抵抗がある状態で差込み、ナットを締めこんだら最後まで挿入できる状態が
望ましいです。
ただ更に0.05mm足して最後まで入らなければ0.02mm厚のもありますので
調達しに行きましょう。
無理やり挿入すると最悪噛み込んで抜けなくなる恐れがあります。
また0.05mmの2枚重ねよりも0.1mm1枚のほうが良いので余力があれば
貼り替えましょう。

溝幅のクリアランスも同様に調整します。いくら径差がなくなっても
アウターバレルが回ってしまうようでは命中精度に影響が出ます。

最後にRAS等のレール面をレシーバー上面と合うまで締め込み量が合う
シム量を決めます。注意点は締め付けられる位置が丁度良い位置よりも
10度弱くらい締め付ける位置より奥までいける厚みで止めること。
あまり行き過ぎれば緩める方向に戻すので締結力が弱くなります。

逆に、増し締めすれば丁度いい位置になるだろうと、手前で位置を決めてしまうと
散々増し締めしても目的に位置まで届かないまま締結してしまい
無傷では分解不能になるリスクがあります。

シムは最低でも0.1mm厚を準備しましょう。

M16系のメタルレシーバーはこの作業に手間がかかり、
上下レシーバーのガタ消し(チャンバーとノズルの芯出し)も
面倒ですね・・・  


Posted by KIM.  at 21:34High precision tuning

2015年12月23日

AW ゲーム用チューニング

2012年ロット品を購入しました。

トリガーがハズレ。成形不良を とりあえず削って・・・・短くなってます。



今回はプロメテウスバレル303mmにスリーブ2段階でのバレル流速



このへヴィーアウターは良いです。



お約束のエアブレーキ仕様。 ピストンがシリンダーヘッドに衝突する事はありません。
Wスプリング(スラスト方向の抵抗を軽減するスペーサー追加)。

ショートバレル化で余裕が出来たシリンダー内にはホーニング処理後に
流速UPブロックを追加。ノズルを絞らずに流速を上げることが出来ます。




ゲーム用チューンなのでスプリングガイドはノーマル、トリガーBOXの擦動部の
当たり出し。

初速は1m/sほどばらついてしまいますが、HOPアーム加工でインドア35m、
スペリオールを使用して90mm台。(ノーマルHOPパッキン使用)
共振対策が完璧なので、前側はバイポッドをそのまま使用してストック部をレスト。
プリンキング用ではないので十分な命中精度です。

重量がありますが、狙えば当てれる銃なので撃つ時だけ構えるスタイルでキルが
獲れます。スコープ除いて¥30000以内で このが性能出れば文句ありません。
  


Posted by KIM.  at 22:46High precision tuning

2015年11月29日

コストパフォーマンス高い

S&T AW338 2012年以前ロット (参考価格税込み¥23000~)




シリンダーの芯だし、チャンバーの芯だしが非常に容易。

レシーバー内の後部のクリアランスと、樹脂リングのクリアランスで
シリンダーの芯が簡単に出る。

インナーバレル先端は元からOリング保持。先端テーパー処置有り。
チャンバーブロックも 削りだしアウターバレル内径とのクリアランスが
良好で微調整程度。

スプリングがカットしている固体だったので自前のWスプリングに交換。
ピストンにエアブレーキロットを付けて、発射後の打撃振動低減仕様。
潤滑剤の再塗布も国内メーカーと違い、加工無し分解できるので、かなり
フリクションロスを低減。

プリンキング用との事だったので初速はBB弾0.2g時 85m/s

スプリングは変更したものの、その他ほぼノーマル部品・上記 微調整と
追加工(備品代も殆どかからず)で 30mのグルーピングは平均90mm 
(0.28gスペリオール)

振動がほぼ無く射撃できるの共振はほぼ皆無。クッションでレストする必要は無く、
付属のバイポッドで何ら問題なし。
アウターバレルの締結剛性はARES同等なので今流通しているエアーガンでは
最強の部類に入ります。
マルイL96でストック持ってアウターバレル強く捻ったら?ゼロイン狂うどころでは
ありませんよね。AWは全く問題ありません。

一つ難があるのがトリガー先端の成形不良。鬆が入っているとポキーンと欠ける
物があるらしい。
それと最近のロットは左右「最中分割」ではなく「ほぼ一体の前後分割」。
このチャンバーブロックで上記グルーピングを出すのは自由度が減り厄介です。
流通している物全ての仕様が同一ではありません。

識別は説明書で判断が可能。2012年、パーツリストの分解図がチャンバーブロック
左右分割。
購入の際には要注意。トリガーも まじまじ見ておきましょう。


これならシリンダー内部、チャンバーパッキン、バレルに手を入れれば70mm台は
余裕なので自分の用の物を発注。マルイL96は極めるとレシーバー・アウターは
PDI製になっていく・・・これを考えると安い買い物。

マルイのL96ノーマルベースではバレル支持剛性が不足したまま。
締結剛性を上げる加工等 色々対策する時間を考えると手間がかかりすぎる。
半日潰すならPDIパーツ買ったほうが早い。

ちなみにAWは分解調整ゼロインまで1時間半。安いし早く調整できるし、あたる。

MSRコピーしてくれないかな。




  


Posted by KIM.  at 21:53High precision tuning