2015年11月29日

コストパフォーマンス高い

S&T AW338 2012年以前ロット (参考価格税込み¥23000~)

コストパフォーマンス高い


シリンダーの芯だし、チャンバーの芯だしが非常に容易。

レシーバー内の後部のクリアランスと、樹脂リングのクリアランスで
シリンダーの芯が簡単に出る。

インナーバレル先端は元からOリング保持。先端テーパー処置有り。
チャンバーブロックも 削りだしアウターバレル内径とのクリアランスが
良好で微調整程度。

スプリングがカットしている固体だったので自前のWスプリングに交換。
ピストンにエアブレーキロットを付けて、発射後の打撃振動低減仕様。
潤滑剤の再塗布も国内メーカーと違い、加工無し分解できるので、かなり
フリクションロスを低減。

プリンキング用との事だったので初速はBB弾0.2g時 85m/s

スプリングは変更したものの、その他ほぼノーマル部品・上記 微調整と
追加工(備品代も殆どかからず)で 30mのグルーピングは平均90mm 
(0.28gスペリオール)

振動がほぼ無く射撃できるの共振はほぼ皆無。クッションでレストする必要は無く、
付属のバイポッドで何ら問題なし。
アウターバレルの締結剛性はARES同等なので今流通しているエアーガンでは
最強の部類に入ります。
マルイL96でストック持ってアウターバレル強く捻ったら?ゼロイン狂うどころでは
ありませんよね。AWは全く問題ありません。

一つ難があるのがトリガー先端の成形不良。鬆が入っているとポキーンと欠ける
物があるらしい。
それと最近のロットは左右「最中分割」ではなく「ほぼ一体の前後分割」。
このチャンバーブロックで上記グルーピングを出すのは自由度が減り厄介です。
流通している物全ての仕様が同一ではありません。

識別は説明書で判断が可能。2012年、パーツリストの分解図がチャンバーブロック
左右分割。
購入の際には要注意。トリガーも まじまじ見ておきましょう。


これならシリンダー内部、チャンバーパッキン、バレルに手を入れれば70mm台は
余裕なので自分の用の物を発注。マルイL96は極めるとレシーバー・アウターは
PDI製になっていく・・・これを考えると安い買い物。

マルイのL96ノーマルベースではバレル支持剛性が不足したまま。
締結剛性を上げる加工等 色々対策する時間を考えると手間がかかりすぎる。
半日潰すならPDIパーツ買ったほうが早い。

ちなみにAWは分解調整ゼロインまで1時間半。安いし早く調整できるし、あたる。

MSRコピーしてくれないかな。








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Posted by KIM.  at 21:53 │High precision tuning